SALON COLUMN
コラム美容院のサロントリートメントとホームトリートメント、効果があるのはどちら?
こんにちは、
名古屋栄の美容室 BLANCO 名古屋栄
カッターのKANです。
美容室でプロフェッショナルが施術する
サロントリートメント。
商品を購入後、ご自身でご家庭で行う
ホームトリートメント。
どちらとも同じ「トリートメント」と付いていますが、一体何が違うのでしょうか。
今回はこの2つの違いやメリットデメリットを比較。
また、なぜトリートメントが必要なのか。
それぞれの真相に迫っていきたいと思います。
目次
1.毛髪がダメージする、パサつく原因とは?
トリートメントの解説前にまずは髪の毛のコンディションが悪化する原因の解説をします。
主に2つのカテゴリーに分類できます。
①日常に潜む、外的要因
生活をする上で避けることのできない外側からの刺激要因です。
主に
ドライヤーやアイロンの熱、
エアコンなどの乾燥した風、
摩擦や静電気などです。
日中の紫外線(UV)も大きな原因の1つです。
②薬剤によるケミカルダメージ
こちらは全員に該当するものではありませんが、現代においてはほとんどの方が当てはまるものだと思います。
カラーやパーマによる薬品(ケミカル)ダメージです。
毛髪は健康な状態であれば弱酸性です。
しかし、カラーやパーマなどのアルカリ性の薬品などを使用することにより毛髪自体がアルカリ性になります。
アルカリ性になることで
キューティクルが開き閉じにくくなります。
ささくれのようになりダメージをしやすくなったり、内側の成分が流出して毛先(もしくは全体)の乾燥やダメージの元になり髪がまとまらなくなってしまいます。
2.トリートメントの種類
ダメージの原因はわかりましたね。
ですが、どのようにトリートメントを選べばよいのかわからない、、、
そんな方は多いとおもいます。
①吸着タイプ
分子量が大きく、毛髪の表面に付着しコーティングをするタイプのものです。
コーティング剤(有名なものだとシリコンなど)で表面をカバーして外部からのダメージから内部を守ったり、指通りを良くしてくれるタイプなどがあります。
分子量が大きいので内部にはほぼ浸透しません。
結果として、手触りはよくなりますが内側がほぼ補修されないことが多いです。
デイリートリートメント、コンディショナー、リンスなどが該当します。
②浸透タイプ
分子量が小さく、毛髪の内部にまで栄養分が入り込み、しっかりと浸透していくタイプものです。
カラー、パーマをする方やハイダメージな方は毛髪内部の成分が流出、欠損している場合が多いのでこちらのタイプがオススメです。
トリートメント、ヘアマスクなどが該当します。
3.サロントリートメントとホームトリートメントの違いは?
よく比較されるのはこの2つですが、どちらもメリット・デメリットはあります。
皆さんはどちらが合っているのでしょうか?
①サロントリートメント
複数のトリートメントを組み合わせたり、ブレンドして使うタイプ「システムトリートメント」が一般的です。
仕上がりもよく、複数の髪トラブルか悩みに対してハイクオリティに対応できるのも魅力です。
効果の持ちも3~4週間と良いです。
②ホームトリートメント
皆さんがよく使っている「洗い流さないトリートメント」がメジャーかと思います。
ホームトリートメントのメリットとして、毎日、自分のペースでできること、コストが比較的おさえられるところです。
しかし、サロントリートメントと比べてしまうと、単品使用が大抵なので仕上がりはサロンのメニューと比較すると少し劣ってしまいます。
小まめに自分でできる方はホームケアはオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
効果の高さはサロントリートメントですが、持続させるにはホームトリートメントも必要です。
ダメージ補修には限度があるので、そもそもダメージしないように気を付けましょう。
もしもわからないことがある場合は美容師さんに相談するのが一番ですので、お気軽に聞いてみてください。
- このコラムを書いた人

- BLANCO名古屋栄
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