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UV(紫外線)が髪の毛に与える影響は意外と大きい?!美容師が伝えたい5つのポイント

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こんにちは!

表参道の美容室 BLANCO表参道 デザイナーの田中けい子です。

5月、6月とだんだん暑さが増してくるころ。髪のお悩みが増える時期でもあります。

女性はお肌のUV(紫外線)ケアを始めていると思います。

大切なのはお肌だけではないんです!!

夏の終わり、、、「髪が痛んで乾燥している」「艶がない」「ヘアカラーの褪色

こんなお悩みを持ったお客様が多いです。

その原因はもしかしたらUV(紫外線)かもしれません。

お肌のUV(紫外線)ケアはしていても、髪の毛のUV(紫外線)ケアはついつい忘れがち。。。

ここではUV(紫外線)とは何なのか、また髪への影響、簡単なお手入れ方法を現役美容師がお伝えしていきます。

Ⅰ,UV(紫外線)とは何なのか?

UV(紫外線)とは「Ultra Violet」という光の事を言います。

UV(紫外線)にもUVAUVBUVCの3種類ありそれぞれの特徴は、

UVA紫外線の約95%を占める。しわ、たるみの原因。髪の毛やお肌の内部(真皮)まで入り込み、ダメージを与えるUV(紫外線)

UVB紫外線の約5%を占める。日焼けの原因。髪の毛やお肌の表面(表皮)を傷つけるUV(紫外線)

UVC…体に害をもたらす危険なUV(紫外線)。ただし、地表には到達せずオゾン層でほぼ吸収される

<紫外線豆知識>

日焼け止めクリームなどに表記されているPA、SPFはUVA、UVBと関係があり、

PA+ UVA防止効果がある

PA++ UVA防止効果がかなりある

PA+++ UVA防止効果が非常にある

SPF30 つけてから10時間日光に当たっていると翌日赤みが出る

(20分×SPF30=600分=10時間)

SPF50以上になると効果の差はあまりない。

という意味があるそうです。

Ⅱ,UV(紫外線)が与える髪の毛への影響

・乾燥、ごわつき

UVAは髪の毛の内部(間中物質)まで入り込み、髪の主成分であるタンパク質がダメージを受けたことにより髪の毛の柔軟性が失われてしまいます。

よって、水分保持力が低下し乾燥、ごわつきの原因になります。

・ツヤ、滑らかさの低下

髪の毛の表面にある脂質被膜がUVにより酸化し、水をはじく機能が失われ、滑らかさが低下。キューティクルが剥がれやすくなるため、ツヤもなくなります。

・ヘアカラーの褪色

UVAが髪の毛の内部(間中物質)に入り込み、メラニン色素やヘアカラー色素を壊していくため褪色しやすくなります。

Ⅲ,UV(紫外線)ケアできをつけなければいけない5つのこと

・UV(紫外線)の時期

UV(紫外線)の一番強のは夏の7~8月と思われがちですが、、、

意外とピークは5月!!!

梅雨のシーズンは若干UV(紫外線)が減りますが、UV(紫外線)は1年中降り注いでいます。

特に気を付けなければいけないのは5~8月。

早めのケアが大切です。

・UV(紫外線)の時間帯

1日中紫外線は降り注いでいますが、特に気を付けなければいけないのは10:00~14:00。

お子さんの自転車での送り迎え、オフィスから外出するランチタイム、外に出る前にもう1度UV(紫外線)ケアを忘れないで下さい。

・お出かけの場所

お買い物、洗濯、犬の散歩…UV(紫外線)は軽度ですが、毎日のことですのでケアは怠らず、ダメージを蓄積させないことが大切です。

ガーデニング、屋外のスポーツ、営業回り…外にいる時間が長い分注意が必要です。2~3時間おきにUV(紫外線)ケアをして、ホームケアでの保湿は必須です。

また、標高が1000m上がるごとに、UV(紫外線)も約10%アップします。

さらに、砂浜からの照り返しでビーチのUV(紫外線)は約25%アップ。

日常生活でも紫外線は十分に注意が必要なんです。

・お天気によるUV(紫外線)

今日は曇りだから…とか、雨が降っているから心配ない!

と思いがちですが、曇りや雨の日もUV(紫外線)はあるんです。

晴れた日のUV(紫外線)が100%ととすると、

曇りの日は70%、雨の日は30%の紫外線が降り注いでいます。

どんな日もお出かけの際は必ずUV(紫外線)ケアをすることをお勧めします。

・髪の毛は顔の○倍?!

頭部は、上からの陽射しに対しほぼ直角にUV(紫外線)が当たっています。

顔の向きを変えたとしても、頭部は防げないもの。

髪の毛の浴びるUV(紫外線)の量は顔の5倍といわれています。

Ⅳ,簡単にできるUV(紫外線)ヘアケア

Ⅲの5つのポイントを踏まえたうえで、

・外出時には帽子を着用する

(髪の毛の長い方は縛って帽子の中に入れ込んでしまいましょう)

・夜寝る前にUVオイルやUVミルク、外出前にはUVスプレーを。

(外に出る事が多い方はスプレーやオイルは持ち歩き2~3時間に1回重ねると効果が持続します)

・長時間外出した日は、UVシャンプーでアフターケアを。

(UVシャンプーはUV(紫外線)で傷んだ髪を優しく洗い、日焼け止めの成分もしっかり取り除いてくれます。日焼け後は保湿が大事ですのでトリートメントも一緒に使ってあげると効果大です)

もしもUV(紫外線)ケアをしていてもダメージを受けてしまった場合、、、

どんなに予防をしていても、やむおえず紫外線によるダメージを受けてしまう場合ってありますよね。

例えば、お肌が紫外線に当たってしまった場合どういうアフターケアをしますか??

正解は、保湿です。

髪の毛もお肌と同じで紫外線に当たってしまった後は保湿が1番大切なんです!!

保湿に特化しているのがこちら。

wella system シリーズ

ハイドレイト(目的:水分補給)

ハイドレイトコンディショナー 内容量200㎖ 価格 3,200円(+tax)

ハイドレイトクエンチングミスト 内容量125㎖ 価格 3,400円(+tax)

乾燥した髪の毛の水分バランスを内側から取り戻します。

ソーラーサンオイル(目的:紫外線対策&保湿)

内容量100㎖ 価格 4,200円(+tax)

紫外線で傷んだ髪を乾燥から守り、ケラチンを保護します。

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リペアシャンプー 内容量250㎖ 価格 3,200円(+tax)

リペアパーフェクト 内容量150㎖ 価格 3,600円(+tax)

リペアマスク 内容量200㎖ 価格 4,500円(+tax)

ダメージを受けて傷んだ髪の集中補修をします。

9月、10月で髪の乾燥やダメージが気になる方は間違いなく紫外線の影響が大きいです。

BLANCOではお客様一人一人の髪質、ライフスタイル、現在のダメージレベルに合わせたアフターケアをオススメしています。

乾燥の冬に入る前にしっかりと保湿をして綺麗な髪で年末を迎えましょう!

お気軽にご相談ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

なかなか髪の毛のUV(紫外線)ケアまで行き届かない方が多いですが、1年通して綺麗な髪の毛を保つ大きなポイントになります。普段のヘアオイルをUVオイルにしてあげたり、普段のシャンプーをUVシャンプーにしてあげることから始めてみてはいかがでしょうか?

Writen
このコラムを書いた人

田中 けい子

「あなたに似合う」、「あなただから似合う」を意識してヘアスタイルを作ります。
前髪の数ミリでも印象が変わるんです。
細かいニュアンスにこだわれる美容師であり続けたいと思います。
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