SALON COLUMN
コラム知っておきたい!デジタルパーマのスタイリング方法
こんにちは、表参道の美容室 BLANCO表参道デザイナーの鈴木健司です。
美容室で「デジタルパーマをかけるとスタイリングが楽ですよ!」と言われ、デジタルパーマをかけた方も多いのではないでしょうか?
でも、「ゆるふわカールが再現できない」「上手にスタイリングできない」「自分でやるとカールが出ない」「ボリュームが出すぎてしまう」など、お家でスタイリングをされる時に困った方も多いとおいう話もよく耳にします。
デジタルパーマでコツさえ知っていればスタイリングが簡単にできちゃうんです!!そんなデジタルパーマのコツを今日は解説していきます。
目次
1.デジタルパーマとは?
デジタルパーマはパーマ剤と熱の力を利用し、カールを形状記憶させることで高い再現性のあるパーマです。BLANCOでは、同時にトリートメントで栄養を与えることで、パーマ剤と熱のダメージから髪の毛を守り、ダメージレスでパーマをかけることができます。
メリットとして、
・ドライヤーで乾かすだけでカールが出てくるのでアイロンが要らない
・コテで巻いたような立体感のある質感を再現できる
・パーマの持ちが平均で3ヵ月と長持ちしてくれる
(個人差はありますが、半年~1年長持ちしたケースもあります)
など、日々のお手入れが楽に簡単にできるメリットが多く上がります。
普通のパーマがかかりにくく、パーマをあきらめていた方でもデジタルパーマでかけたらしっかりとパーマがかかったというケースも多いです。
※詳しくは下記の記事でも記載しております。
2.こんな方にオススメ!デジタルパーマのメリット
・毎日アイロンで髪を巻いている方!
朝、毎日髪を乾かしてアイロンで巻く・・・。
少しでも時間が短くなれば楽ですよね!
デジタルパーマは、髪を乾かすだけでアイロンで巻いたようなカールが再現できるのでオススメです。毎日のアイロンによる髪のもの負荷を考えても髪にとっても優しいですよ。
・長くパーマスタイルを楽しみたい方!
普通のパーマでパーマをかけると平均で1ヵ月~3ヵ月くらいのもちと言われています。しかし、デジタルパーマは、縮毛矯正と同じ半永久的なパーマとも言われています。
カットでパーマがかかっている部分を切らなければ、ほとんど落ちないので長くパーマスタイルを楽しむことができます!
・スタイリングが苦手な方
街を歩いている女性の多くが毛先にカールがある方が多くなってきますよね。毛先の1カールやゆRふわなウェーブなど髪の長さにあわせてアイロンで巻いたり・・・。
でも、アイロンが上手に使えないと悩んでいる方!いますよね。
デジタルパーマは毛先の1カールだけのパーマができます。ゆるふわなアイロンで巻いたような大きめのカールができます。
コツを知っていれば諦めていたスタイリングがデジタルパーマによって簡単にできちゃうんです。
3.デジタルパーマのスタイリング方法
ここから実際にデジタルパーマの乾かし方を解説していきます。大きく3つのポイントがあります。
ポイント1 根本~中間をしっかり乾かす
まずデジタルパーマのカールを最大限に引き出すために重要なのが、根元の乾かし方です。
イメージとしては、頭皮に対して90度、直角に髪の毛が起きている状態が理想的です。髪の毛がしっかり起きていると毛先の動きが自由に自然に動いてくれます。
逆に根元がつぶれていたりしている場合は、動きが硬くなり、毛先が変にハネてしまったりします。風をあててあげることを意識していきます。(※前髪はカットのデザインによっては下から当てない方がいい場合もありますので、美容師さんにしっかり聞いておくのがオススメです。)
そして、左右いろいろな方向から風をあてて、根元に根元に変なクセがつかないよう自然に乾かしてあげてください。
根元が立ち上がったらパーマがかかっている毛先に向かって中間までを今度は上から風をあてていきます。これは上から風をあてることで髪のキューティクルを整え、ツヤを出すためです。
ポイント2 毛先のカールを好みの質感に乾かす
根元~中間が乾いたら毛先のカールを再現していきます。
この時、毛先が7~8割くらい乾いて水分が残っているのがよいです。朝、髪を全部濡らさないという方も多いと思いますが、パーマがかかっている部分だけを少し濡らしてあげるとキレイなカールが再現できます。
デジタルパーマは、ドライヤーで乾かしていく際の熱に反応して、形状記憶されたカールが出てきます。そして、自分の好みの質感をイメージしながら毛先を持ち上げて、手の平に包みこみながら、弱風のドライヤーの風で水分を飛ばしていきます。
そうすることで、美容師がイメージをしてかけた大きさのカールがそのまま出てきます。
それよりも強いカールを出したい時は、毛先を指に巻きつけてクルクルとねじりながら乾かすと、しっかり強いカールになります。
その日の気分にあわせて、カールの強さをコントロールできるのもデジタルパーマのメリットの1つですね!
ポイント3 スタイリング剤をつける
1日スタイリングをキープされるのにスタイリング剤は重要なアイテムです。スタイリング剤の選び方で、パーマも表情を変えてくれます。オススメのスタイリング剤は、この後解説します。
4.デジタルパーマのオススメスタイリング剤
オススメ1 WAX
WAXはゆるふわ系のスタイルのパーマに向いています。WAXを選ぶときは、伸びがよく、髪になじみやすいクリームタイプがオススメです。しっかりとドライヤーで乾かし、熱で戻したカールの形に下から手で揉みこむようにWAXをつけるのがオススメです。
オススメ2 ムース
ムースはパーマ初心者の方でも簡単にスタイリングができるのがメリットです。ムース自体に水分を含むタイプのものが多いので、少し濡れたような質感をスタイリングで作りたい時にオススメです。
ムースをつけた後に、ドライヤーの風で水分を飛ばしてあげると、ゆるふわなカールを作ることができます。
ドライヤーでしっかり乾かした髪、または8~9割乾いた髪に揉みこむだけでスタイリングができます!髪の毛に少しずつつけていくのがオススメで、1回の使用量をピンポン玉1個分を数回に分けて、髪に揉みこんでください。
オススメ3 ヘアバター
今っぽい人気のヘアバターもオススメです。少しウェットでツヤが欲しい方にぴったりのアイテムです。
硬めのテクスチャーのものが多いので、手の平で広げて温めて、柔らかくなったら髪に揉みこんでください。オイルトリートメントと混ぜて使用すると、よりツヤ感が増すのでそちらもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
デジタルパーマのスタイリングで大切なのは、パーマをかけた部分だけではなく、根元からしっかりと乾かしてあげることで、より理想のスタイリングに近づくことができます。
そして、毛先にもしっかりと熱を伝えることで、形状記憶されたカールの形が出てきます。
毎日ほぼ日課であるドライヤーの使い方、風の当て方を工夫することで、簡単にスタイリングができるのです。後は、好みの質感に合ったスタイリング剤を選ぶだけ!!
ぜひ、デジタルパーマで理想のスタイリングを手に入れてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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