SALON COLUMN
コラムデジタルパーマって痛むの⁈青山の美容師が教えるデジタルパーマ
こんにちは!
青山の美容室 BLANCO青山 デザイナーの海老原です。
今回は『デジタルパーマを施術すると髪は傷むのか』についてです。
デジタルパーマをかけたいけど、実際に痛まないのか、自分の髪質にあっているのかなど不安な方もいらっしゃると思います。
ここではデジタルパーマの経験がある方ない方、いろいろといらっしゃると思いますが、具体的にしっかりとお伝えします。
1.髪が痛む原因
そもそも髪の毛が痛むとは、表面のキューティクルと呼ばれる部分が、剥がれたりすることにより、内部の水分が流出し、乾燥したりすることをいいます。
その原因は、
①紫外線によるダメージ
②摩擦によるダメージ
③ドライヤーを使わない
④コテ、アイロンの使いすぎ
にあります。詳しく解説していきますね。
①紫外線によるダメージ
髪も肌と同様、タンパク質でできています。
強い紫外線を浴びると日焼けをして、表面のキューティクルが傷ついてしまうのです。
海に行ったりすると、髪の毛がガサガサになったり、急にカラーの色落ちがしたりするのは、強い紫外線が原因です。
②摩擦によるダメージ
こちらも肌と同様に変に擦ったり、やたらとブラッシングをしたりすると、摩擦により表面のキューティクルが傷ついて、中の水分が流出して乾燥します。
やり過ぎは注意です。また、枕に擦れて乾燥する事もあります。
③ドライヤーを使わない
ドライヤーの熱で髪の毛が痛むと思っている方、大間違いです。
髪は水に濡れるとキューティクルが開いた状態になります。自然乾燥すると、そのままキューティクルが開いた状態で乾いてしまうので、中の水分が流出します。
熱によってキューティクルは、整ってくれるので、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ブローをするとツヤが出るのは、キューティクルが綺麗に整い、光が綺麗に反射する為にツヤがでるのです。
④コテ、アイロンの使いすぎ
毎日のコテ、またはアイロンは、高温のために、表面のキューティクルを痛めてしまいます。ドライヤーで乾かしたりする分は、問題ありませんが、高温のコテやアイロンのやりすぎには注意が必要です。
それでは、デジタルパーマはどうなのでしょう?薬剤を使うパーマ、またカラーもやり方によっては、当たり前ですが、痛む原因になってしまいます。
正しいやり方をすることにより、痛む事も最小限にすることができます。
2.カラーと同時施術が可能になった
1.のケアの仕方を気を付けて頂くと、同じ日にデジタルパーマとカラーの同時施術や、ハイライトをした髪にデジタルパーマをかける事が出来るようになりました!
ここではその仕組みをご説明します。
デジタルパーマは、低温と高温を使い分け、熱の力と薬剤の作用によってかけるパーマ技術なので、実はとても安全でお客様の髪質に合わせてしっかりとかかるパーマです。
薬剤塗布した後に流してパーマを巻くので、薬剤を髪についている時間が短く、ダメージを抑える事ができ、またダメージがある部分には優しい薬剤を使うなど、塗り分けできるのも特徴の一つです。
BLANCOでは機械と薬剤がリニューアルして、以前よりも底ダメージで時短でかけられるようになったので、明るくする場合を除き、カラーとの同時施術も可能になりました。
デジタルパーマと全体を少し暗くするカラーや、根本だけのカラーも同じ日に出来るようになったということです!
また、ハイライトがすでに入っている場合でもデジタルパーマをかける事ができ、パーマもかけてより立体的に柔らかいデザインを楽しむ事が出来ます!
ですが、負担がまったく無いわけではないので、家でのホームケアもしっかりして頂き、良い状態でかける事が一番大切です。
1.でのダメージの原因は避けられるように日頃から髪を大切にケアしていきましょう!
3.デジタルパーマはなぜ持ちがいいの?
何度もパーマをかけるとダメージしちゃいますよね?
でもデジタルパーマは一度しっかりかけたら半年は持つんです!
デジタルパーマで使用している薬剤は実は縮毛矯正をする時に使用する薬剤の内容とほとんど一緒なんです。
縮毛矯正の場合、薬剤を塗布して流して乾かしてからストレートアイロンで伸ばします。
デジタルパーマは、薬剤を流してから専用のロッド(カールをつくる為のもの)を巻いて専用の機械に繋いで熱をあたえていきます。
この熱をあたえて形を作り出してから最後薬剤で形を固定していくのです。つまり熱をあたえる事によってしっかりと形状記憶するというパーマなのです。
ですので、
なかなかパーマがかからない!
すぐにだれてしまう!
ダメージが気になる!
という方は、是非一度デジタルパーマを試してみてください!
簡単にスタイリングはできるの?
もちろん、スタイリングは簡単にできます。
一番の特徴は、いつも通り乾かしても、カールが残ってくれます。
普通のパーマは乾かすとだれてしまうので、半乾きのうちにムースやワックスをつけてあげたりとなにかと面倒くさいです。
デジタルパーマはしっかり乾かしても、ツヤのあるふんわりとした柔らかいカールが再現できます。
コテで巻いたようなカールをイメージするといいと思います。
再現性が高いのが大きな特徴です!
乾かした後は、オイルや流さないトリートメント、柔らかめのワックスや、ヘアークリームなどを揉み込んであげればよりツヤと柔らかさを出すことができます。
全部乾かしてもいいから安心ですね。
とっても素敵なパーマスタイルをつくることができますよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は具体的に説明させて頂いたので、イメージが出来たのではないでしょうか。もちろん髪のダメージレベルなどにもよります。
BLANCOでは分業制で、スタイリストとカラーリストと分かれているので、状態を見せて頂いて、負担ないように最高のデザインを提案させて頂きますので、是非一度ご来店下さい!
デジタルパーマ¥19,800
デジタルパーマに限らず、
パーマは、痛むというイメージがあるかもしれません。
しかし髪質によっての薬剤選定、
放置時間など、お客様一人一人の過去の履歴や、髪質など、全てを考えて施術します。
一度ご相談でもかまわない構わないので、いらしてくたいらしてくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
- このコラムを書いた人
スタイリング方法や、ヘアケア、メイクなど、トータルでお伝えさせて頂きます。お待ちしております!
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